文&写真:川崎ゆきお
「毎日四回ほど散歩に出ている。一体何処へ行っているのだろう。頭の中の何処かへ行ってしまっているのだ」
「猟奇王」シリーズで知られる漫画家川崎ゆきおは、小説やエッセイなど漫画以外の分野にも新たな表現の場を求めてきた。なかでも不定期に発表されてきたフォトエッセイ作品は「非社会人」の目線から紡ぎ出される陰影に富んだ風景や、独特の屈託ある語り口が味わい深く、ファンの間でひそやかな支持を得てきた。
その代表作といえるのが、バブル経済崩壊や阪神大震災をかいくぐった1993年から97年にかけて漫画雑誌「ガロ」に連載された当作品だ。
散歩とカメラをこよなく愛する「猟奇庵先生」こと川崎ゆきおが、さりげない日常に潜むたゆたう非日常を幻視する、いわば「猟奇王」のアナザーサイドストーリー。
電子書籍としてTIAOBooksから初の公式リリース!
<著者プロフィール>
川崎ゆきお(かわさき・ゆきお)
1951年、兵庫県伊丹市生まれ。
1971年、月刊漫画雑誌「ガロ」でデビュー以来、もっぱらサブカルチャーシーンを足場に孤高の道を歩み続けてきた“マイナー漫画界の泰斗”。40年にわたって描き継がれてきた「猟奇王」シリーズで熱心なファンを獲得。独特のキャラクターや作風に影響を受けた漫画家、有名人も少なくない。
インターネット草創期から自身でサイトを立ち上げ、CGで漫画を制作。このほかエッセイやネット小説、PRGゲームなども次々と発表。漫画以外の創作活動にも手を広げている。
代表作として「川崎ゆきお全集」(幻堂出版)「大阪は燃えているか」(チャンネルゼロ)「大阪もののけ紀行」(白水社)、「綾乃」(ティアオブックス)、「大阪ダンジョン」(同)など。
川崎ゆきおサイト
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価格:500円(税込)
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