2012/11/01

『玄洋社 封印された実像(抄録版)』石瀧豊美


著:石瀧豊美

玄洋社研究の第一人者、石瀧豊美著『玄洋社発掘――もうひとつの自由民権』の刊行から30年。その後の研究成果を盛り込み、今なお歴史の闇に没したままの玄洋社像を確定する増補決定版として海鳥社より刊行された『玄洋社・封印された実像』。民権政社として出発した玄洋社が、なぜ“大アジア主義を標榜する国家主義団体”と見なされるようになったのか――。玄洋社を有名無名の群像として捉え、その運動史を初めて明らかにした。
本抄録版は「I 今なお、虚像がまかり通る玄洋社」「III 玄洋社史の周辺」から「1 頭山満と玄洋社 その封印された実像」「5 孫文と福岡 生誕一三〇年に寄せて」を採録した玄洋社を知るための絶好の手引書。

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<メディアでの紹介>

<石瀧豊美さんが福岡文化賞を受賞>
福岡市文化賞に石瀧豊美さん…… / 西日本新聞
政治結社「玄洋社」も長年研究し、2010年には「玄洋社・封印された実像」を刊行するなど、玄洋社を再評価する動きに影響を与えた
贈呈式は11月22日、同市博多区の福岡アジア美術館で


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