2012/02/03

『バレンタインハーツ』貴美月カムイ

作:貴美月カムイ
イラスト:TERU

乙女に贈るエッチなラブ小説。
シェイクスピアのような恋に憧れ膨らんでいく妄想。バレンタインデーの日に服も勝負下着もチョコも完璧に揃え戦闘態勢でデートの日を迎えるが気持ちを打ち明けられない。タケトに付いていくと一枚の絵を目にし、心が変わっていく。愛しいタケトへの想い一つ打ち明けるのに、苦しみ笑い涙し、感じ合う。いざホテルを目の前にして緊張の嵐。好きすぎてどうしたらいいかわからなくなってしまう恋の初々しさがぎゅっと詰まった「バレンタインハーツ」。後日のお話「ほわいとでい」も掲載。エッチな二人の後日は愛まみれ? お互いに性癖を見つけ合い楽しみ、とろけ合う。


価格:350円(税込)
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<著者コメント>

ロミオとジュリエットを読んだりしながら、どうにか「詩的かつ過剰な表現」を盛り込めないか、というコンセプトで作ってみました。元々2、3年前ほどに出来上がっていたのですが、少しずつ改良を加えながら現在の形に落ち着きました。
過剰な表現がくると、当然現代とは折り合いがつかなくなります。現代の方がずっと乾いた感じになってしまうなと、書きながら思っていました。そこで「妄想」と「現実」とのギャップで悶え苦しむ女心・恋心に着目し、プレゼントを伝える時や想いを伝える時の、ドキドキした感じや、誰もが初恋のように浮き足立ってしまう様子をたくさん盛り込みました。
好きになると余計に反動がきて苦しんでしまう。それでも自分の怖気づきそうな気持ちを克服しながら、少しずつ相手との距離をつめていく。恋って全力で精神力使うものなんですよね。全力で恋する女は処女のように初心(うぶ)になるものです。
もうひとつおまけで「ほわいとでい」という2人の後のお話が入っているのですが、ねっとりと絡み合っております。いろいろな汁が混ざりあっている様子をしっかり盛り込んでおきましたので「2度おいしい」という具合になっておりますので、ご安心ください。
ぜひお楽しみくださいね。

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