作:椋康雄
商業の中心地として栄えた近世の大阪はまちに堀川が巡らされ運送路として利用されていた。近代都市化のなかでそれら堀川には埋め立てられて姿を消したものも多い。西横堀川、長堀川、蜆川、鯰江川……。それら埋められた川のなかで唯一、自然河川でありながら現在完全に埋め立てられて姿を消した川がある。その名は「猫間川(ねこまがわ)」。
大阪に住む人たちからもほとんど忘れ去られようとしている猫間川を記録と記憶の両面から残しておきたい。そういう思いをかたちにすべく、文芸サイト「マチともの語り」に場所を得て執筆したのが本書だ。
かつて猫間川を水運に利用しながら今は忘却している大阪、逆にマチの片隅にでも残そうとする大阪。
著者はそれぞれのまちの姿も考察しながら書き進め、大阪在野の史家・中九兵衛氏の「大和川叢書」の考えに共鳴していく。
価格:500円(税込)
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